いつものデザインに+αの個性を!ヘッダーを波型に演出するCSSテクニック

2025年8月19日

 

ちょっと差をつけたい、そんなときに

PAGEKitのテンプレートはそのままでも美しく、統一感のある構成が魅力です。
でも、たとえば「自分のサイトだけ、ちょっと印象的にしたい」と思ったことはありませんか?
今回はテンプレートを壊すことなく、ヘッダーに波型のアクセントを加えるカスタマイズをご紹介します。
 

波型デザインでページに動きをプラス

直線的な構成の中に、曲線をひとつ加えるだけで、サイトの印象が一気に柔らかく、親しみやすくなります。
特にファーストビューの下端にさりげなく波型があると、全体に「プロっぽさ」を加えることができます。
 

実現方法はオリジナルCSSでOK!

ステップ1:ヘッダー装飾用のCSSを用意する

#header {
  position: relative;
}
#header::after {
  content: "";
  position: absolute;
  bottom: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 200px;
  background-image: url("data:image/svg+xml;utf8,<svg xmlns='http://www.w3.org/2000/svg' viewBox='0 0 1440 200' preserveAspectRatio='none'><path d='M0,50 C80,0 160,0 240,50 C320,100 400,100 480,50 C560,0 640,0 720,50 C800,100 880,100 960,50 C1040,0 1120,0 1200,50 C1280,100 1360,100 1440,50 L1440,200 L0,200 Z' fill='%230098d8'/><path d='M0,100 C80,50 160,50 240,100 C320,150 400,150 480,100 C560,50 640,50 720,100 C800,150 880,150 960,100 C1040,50 1120,50 1200,100 C1280,150 1360,150 1440,100 L1440,200 L0,200 Z' fill='%23a4e7f2'/><path d='M0,150 C80,100 160,100 240,150 C320,200 400,200 480,150 C560,100 640,100 720,150 C800,200 880,200 960,150 C1040,100 1120,100 1200,150 C1280,200 1360,200 1440,150 L1440,200 L0,200 Z' fill='%23ffffff'/></svg>");
  background-size: cover;
  background-repeat: no-repeat;
  z-index: 1;
  pointer-events: none;
}

ステップ2:デザイン編集からオリジナルCSSを開く

ページ上部メニュー「背景・カラー」→「オリジナルCSS」→「編集」ボタンをクリックします。

ステップ3:CSSを貼り付けて保存・反映

CSSを貼り付けたら、「設定」ボタンで保存します。
続いて「オリジナルCSSを利用する」にチェックを入れ、「変更を反映する」ボタンをクリックしてください。

オリジナルCSSで設定する手順

ステップ1:デザイン編集画面を開く

「背景・カラー」→「オリジナルCSS」タブ →「編集」ボタンをクリックします。
 
 
 

ステップ2:CSSを記述する

#header {
  position: relative;
}
#header::after {
  content: "";
  position: absolute;
  bottom: 0;
  left: 0;
  width: 100%;
  height: 200px;
  background-image: url("data:image/svg+xml;utf8,<svg xmlns='http://www.w3.org/2000/svg' viewBox='0 0 1440 200' preserveAspectRatio='none'><path d='M0,50 C80,0 160,0 240,50 C320,100 400,100 480,50 C560,0 640,0 720,50 C800,100 880,100 960,50 C1040,0 1120,0 1200,50 C1280,100 1360,100 1440,50 L1440,200 L0,200 Z' fill='%230098d8'/><path d='M0,100 C80,50 160,50 240,100 C320,150 400,150 480,100 C560,50 640,50 720,100 C800,150 880,150 960,100 C1040,50 1120,50 1200,100 C1280,150 1360,150 1440,100 L1440,200 L0,200 Z' fill='%23a4e7f2'/><path d='M0,150 C80,100 160,100 240,150 C320,200 400,200 480,150 C560,100 640,100 720,150 C800,200 880,200 960,150 C1040,100 1120,100 1200,150 C1280,200 1360,200 1440,150 L1440,200 L0,200 Z' fill='%23ffffff'/></svg>");
  background-size: cover;
  background-repeat: no-repeat;
  z-index: 1;
  pointer-events: none;
}
すこし複雑な内容ですが、上記をそのままコピーして貼り付けたらOKです。
 

ステップ3:設定・反映

「設定」で保存し、「オリジナルCSSを利用する」にチェックを入れて「変更を反映する」をクリックすれば完了です。
 
 

色を変えてみる

このデザインで使われている色は、CSS内の background-image に埋め込まれた SVGコードの中の fill 属性 で指定されています。具体的には以下の3箇所にカラーコードがあります。
 
fill='%230098d8' → #0098d8    濃い水色・青に近い色
fill='%23a4e7f2' → #a4e7f2    明るい水色
fill='%23ffffff' → #ffffff    白(ホワイト)
色を変更したい場合は、各 fill='%23xxxxxx' の カラーコード部分(xxxxxx) をお好みの色に書き換えてください。
たとえば、濃い青をオレンジに変更したい場合は、
 
fill='%23ffa500'
とすれば、波の1層目がオレンジになります。
 
※カラーコードは 外部サイトのHTMLカラーコードなどで自由に選べます。
変更後は、デザインに反映されているかどうか、ページをリロードしてご確認ください。
 

テンプレートを活かして、個性を加える

PAGEKitのテンプレートはそのままでも十分に使える品質ですが、
「自分らしさ」や「ひと目で印象に残る工夫」をしたいときには、CSSを使ったアレンジが効果的です。
今回ご紹介した波型の装飾も、ページの第一印象をぐっと良くしてくれるテクニックの一つです。
ぜひ一度、取り入れてみてください。
 
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ホームページかんたん作成のPAGEKit(ページキット)

 
 
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