スマホで表がはみ出す?CSSで横スクロール表示にする方法

2025年7月23日

 

スマホで表が見づらい… そんなときに

商品のスペック比較表やサービスの料金一覧、施設の空き状況など、横に情報が多く並ぶ表をページに掲載するケースは多くあります。

このような表は、スマートフォンで閲覧するといくつかの問題が発生しがちです。
よくあるのは、表の幅が画面よりも広くなってしまい、右側が見切れてしまうケース。左右にスクロールもできず、重要な情報が見えない状態になることがあります。
 

はみ出して不格好。。
 
また、横幅100%(width: 100%)で画面内に収めている表であっても、列が多いとスマホ画面に収まりはするものの、1セル内の文字が不自然に折り返されてしまうことがあります。これにより、見た目がごちゃついたり、読みづらく感じられる原因にもなります。
 

細く詰まってしまい読みづらい。。
 
いずれのケースでも、訪問者が情報をスムーズに把握できない状態となり、ページの価値が下がってしまう可能性があります。

スクロール表示させてスマホでも読みやすく

この問題は、表全体をdivタグで囲み、CSSで「overflow-x」という指定を利用することで解決できます。
PAGEKitでは、HTML部分編集機能を使えば、この対応を簡単に実装できます。
 

HTML部分編集で横スクロールを実装しよう

① 表を選択し、「HTML部分編集」をクリック

編集画面で対象の表をドラッグして選択状態にし、「HTML部分編集」をクリックします。
 
 

② 表の外側を「divタグ」で囲む

HTML部分編集の画面で、表(tableタグ)の外側に次のようなdivタグを追加します。
< div style="overflow-x: auto; white-space: nowrap;" >
  < table >
    ...表の中身...
  < /table >
< /div >
overflow-x: auto;という記述により、表が画面からはみ出した場合に横スクロールが表示されるようになります。
また、white-space: nowrap; を指定することで、テーブル全体を1行で表示し、折り返しを防ぎます。
 

スマホ画面で横スクロールできるかチェック!

編集内容を保存したら、スマートフォンやブラウザのデベロッパーツールで確認しましょう。
表が左右にスクロールできるようになっていれば成功です。


表だけが横スクロール可能に!
 

スマホでの表表示も、ひと工夫で快適に!

表が途中で見切れてしまうと、ユーザーの離脱や誤解の原因になります。
今回ご紹介したように、CSSを使って横スクロールを実装すれば、見やすさも情報伝達もぐんと向上します。
PAGEKitの「HTML部分編集」機能とCSSを活用して、より快適なページ作りを目指しましょう。
 
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