「十分満足」を「最高に満足」に
JM
08/17 (水) 20:34
2011.8.16AMに初めてキャニオニングに参加させて頂いた者です。ものすごく楽しくて癒されて大満足でした。以下に挙げるのは不満ではありません。素人の利用者目線でもっとこうなったらもっといいのにな、という観点から書いてます。これが実現されたら利用者が多くなって逆に困ってしまう??
●総論
アウトドアリゾートというと海外の南の島しか知らなかった僕は今回の体験はプライベートを豊かに過ごすきっかけとなったように思います。海外のリゾートホテルでマリンスポーツの体験を終えた時のような満足感が今回のキャニオニングにはありました。もちろん舞台は海ではないのでスキューバダイビングはないしウミガメやマンタは見られません。それは当然の事ですが終えた後の充足感はどちらも同じようなものがあったと僕は思うのです。
では海外リゾートにあって今回のキャニオニングになかったものは何か。
一言で言うとそれは「ラグジュアリー感」だと思うのです。簡単に言うと「おしゃれさ」ですね。
わざわざ高いお金出して海外に行かなくても、国内で、しかも車で数時間のところに「豊か」で「優雅」な一時が過ごせるとなれば日本のレジャー自体が変わるのではないか。大げさに言うと日本の資源を有する日本人としてもったいないと思い書かせて頂きます。
ではラグジュアリー感の各論です。
●施設に関して
・玄関入口は初めてここに来た人たちががっかりするかワクワクするかを左右する大事なポイントです。建物は木の雰囲気を生かしたいい建物なのに内装インテリアが今一つな所があるのが残念。玄関もその一つです。正直言って部活の合宿所の雰囲気でしたね。まず床を変えましょう。ウッドデッキなんかどうでしょう。スノコではなく、ウッドデッキ。壁は木目を生かしたものを。出来たら入口だけでいいので天井も木目にするとかなり雰囲気出ます。木ルーバーでもいいですよ。「TRIPPER」の文字サインを金属でも木でもいいので思い切り大きく作ってバック照明式で壁に飾るといいですよ。その背景は木目でもいいけど石目調のタイルでもかなりいい感じになると思います。割栗石みたいなやつがいいですね。そして観葉植物をおきましょう。造花でもいいです。といっても床置きじゃありません。ある程度まとまった面積を壁一面緑でデザインするとぐっと雰囲気が出ます。5種類は植種組み合わせて。これはセンスが必要です。そして忘れずに間接照明。これからのワクワク感をぐっと演出できます。それが無理なら植物を額に入れてインテリアとして飾るのもいいですね。
・トイレは細割タイルや木などで壁と床を改修し合わせて間接照明をうまく使っておしゃれなトイレとしたいですね。芳香剤も香水ベースのものがいいです。女性の化粧直しとして着座式のパウダーコーナーがあるとなおいいですね。ドライヤーも標準完備できてるといいです。椅子もおしゃれなものを使うのは言うまでもなく、スリッパも防水機能でもう少しデザインのいいのがあると思います。
・囲炉裏スペースは薄暗かったですね。「間接照明使っておしゃれ」なのと「薄暗い」のとは訳が違います。壁を下から照らすアッパー照明に変えるだけでぐっと変わりますよ。もちろん照明器具そのものもおしゃれポイントの一つなのでデザイ
ン性のあるものがいいですね。立ち入り禁止となっていたバルコニーも木塗装などメンテナンスもう少しがんばってテラスチェアーなど置くと実際座らなくて眺めてるだけでいい雰囲気が出るものです。
・音楽はいりません。自然のBGMだけで十分。でも香りがあるといいかもしれません。そしてもう少しモノを整理した方がいいかもしれません。囲炉裏はとてもいいですがその周辺はおしゃれな本棚やソファなど点在させておくといいですね。本棚にはツアーの写真を写真タテに入れて飾ったり、川アウトドアの特集を組んでいるおしゃれな雑誌をおいたり、アウトドアグッズのおしゃれな雑誌だったり。隊長の好きなものを品良く飾って「隊長のリビングへようこそ」なコンセプトでもいいかもしれませんね。あくまでも品良く。この場合隊長が「好きなもの」はインテリア(家具とか)だと一番都合がいいんですがそうでなければ何でも。「男の書斎」な感じになるといいですね。
●外構に関して
・これはいけません。今のままではいけません。おっかなびっくり歩かせてはいけませんね。少なくとも駐車場から玄関入口まできれいに整備したいところです。まずは雑草が多すぎ。いくら自然を楽しみに来たとはいってもそこは勝手わがままでひ弱な我々お客さんたち。全ての雑草を取る必要はありませんが、その間引き方はセンスが必要。基本の舗装がウッドデッキでもいいし白玉砂利を敷き詰めるのもいいですね。枕木なんかをアクセントに。そしてアクセントに合った形で雑草を残す。駐車場からの風景があまりに残念。実際に玄関まで歩く過程も大事ですが駐車場からの見栄えも大事にして外構のお手入れをするといいですね。きちんと外構がおしゃれにデザインされていれば不思議と建物の外装がぼろぼろになっていても逆に「イイカンジ」に見えるものです。本当に今のままではもったいない。
●コースについて
・川の水で冷えたジュース、そんなに冷えてませんでした。冷やしてる現場を見たかったですね。もっと言うとトマトやキュウリを冷やしてもらって塩かけてガブリなんてあるとよかったですね。これももちろん冷やしてる現場を見る、というか自分で冷やす行為をするといいかもしれませんね。
・帰りにどこでウェットスーツを脱ぐのか置くのかはっきりしませんでした。もう少し「置場」がきちんとあるといいですね。単に置くのではなく、置場がデザインされているといいですね。たくさんウェットスーツが干してありましたがあれなんかもう少し工夫するとイイカンジになります。置場、干場、脱場が一体性のあるデザインされていると「圧巻」が手伝い一つのデザインまで昇華します。ただこれには仕掛けが必要ですね。アウトドアのおしゃれな野外更衣室、これは色々考えがいがあります。テントや切り株なんかをうまくおしゃれに使うといいかもしれません。タオルのカゴ、これももうすこしひとひねり欲しいですね。ラグジュアリー感は今のところないですね。カゴだけ変えるだけでもいいと思いますがみんなが一つのカゴに入れるというのはいかがなものでしょうか。自分だけのカゴに入れてそれがおしゃれな棚にあるというのはどうでしょう。この棚は玄関に置かれるので先述の玄関インテリアにうまくマッチするといいですね。
●食事・宿泊について
これがあれば言う事なしです。食事は基本バーベキューがいいですね。レストランは不要です。おしゃれなテントや丸太のイス、テーブルなんかで演出できるといいですね。食材は近所にバーベキュー専門のスーパーなど誘致できるといいですね。食材や道具は全てそこで調達できるように。農家と提携して野菜やコメ、そしてハムなども供給できるといいですね。都会のインテリ層はこういうの大好きです。宿泊はバンガローやコテージがあるといいですね。シンプルだけどおしゃれな。ポイントは大胆にせり出したバルコニーテラスで、そこから眺める絶景の川の風景、そして隣にはハンモックです。モルディブのコテージをすごく簡素にしたようなものがいいですね。できたらバルコニーから直接川に下りれたり魚にえさをやれたりするといいですね。別荘を建てたいという人は実は意外に人数としては多いと思います。ただ単に知り合う機会がないだけで。別荘を建
てたい人たちを集め共同出資してもらい上記宿泊施設を作れたらいいですね。共同出資でマンション作るようなものですね。自分が行くとき以外は他人が使用しますがその代り賃料がとれます。何かうまい運営・運用方法で所有者と利用者が双方ハッピーになれるおしゃれでラグジュアリーな一団地が作れるといいですね。カーシェアリングなどは車を使ってうまいシステムを作っていますが別荘型宿泊施設もうまいシステムができるといいですね。豊かな川と隊長という「ソフト」はそろっているのですから後は「ハード」だけです!