日帰り留学体験記 : 日帰り韓国留学のすすめ!
えっ? 日帰りで海外留学が出来るの?

出来るんです! それも大学です。
私は、公務員時代に数回の「日帰り留学」経験があります。
午前7時45分に福岡港国際ターミナルに着くと、最近は、韓流ブームと韓国ウォン高の影響で乗船待ちの船客が溢れております。
カウンターで予約していた高速船ビートルの乗船手続きを済ませ、新韓銀行で日本円を韓国ウォンに換金すると二階の出国口へ。
そこは既に韓国の雰囲気。
「アンニョンヒ ケーセヨ!」「ト マンナプシダ」「ハングゲ オセヨ」・・・・・と賑やかに、韓国語が飛び交っております。
出国手続きを済ませ、乗船待合室に入ると免税品店の定員さん達が「いらっしゃいませ! オソオセヨ!」と声をかける。もう、ここは日韓の「国際通り」といった感じである。
間もなく乗船開始の案内があり、高速船ビートルに乗り込むと午前8時45分定刻に船は岸壁を離れた。「さァ、日帰り海外留学の始まり」である。
ビートルは、ジェットホイルといって、船体を海面に浮上させて航走するので、多少の波浪でも時速80キロメートルの高速で動揺も少ない。国際航路の船だけに快適である。
昨今は、鯨との接触事故(本当にクジラ?)が心配とのことで減速運航しているとのことであるが、予定では2時間50分で釜山港の国際旅客線桟橋に到着する。本を読むか、一眠りしていたら、あっという間に、そこは異国の町・釜山である。
釜山入港の10分前頃から下船口に乗船客が並び始めるので、前の方に陣取ると、船の接岸と同時に下船開始である。入国検査と税関検査を足早に済ませ、韓国入国口を出ると午前11時40分。
入国口を抜けると正面に、前もって予約していた東洲大学の韓国語講師の先生が『増田様』と記したカードを持って待っておられた。
「アンニョンハセヨ!」の挨拶。先生は日本語ペラペラである。それもそのはず、大学院の専攻は、日本語教育である。
早速、タクシーで5分の南浦洞の喫茶店「ミント」まで行き、食事を注文し韓国語の勉強を始める。もちろん、土曜・日曜の休日でも大学のキャンパス(現在は、大学校内ホテルの中の教室)で授業を受けることも出来る。
でも?大学まではタクシーで15分かかるので、1分たりとも時間がもったいない。喫茶店での勉強は、私の提案である。
「食事代は、私が負担しますのでお願いします。」先生は、始めは難色を示しておられたが、根負けしてOK。
今では、日帰り留学コースの定番になってしまった。 といっても、そんなに日帰り留学者がたくさんいるわけではないが・・・・・・・・・・。
「チャ! コンブハプシダ!」(さぁ、勉強しましょう!)と先生の弾んだ声。 だが、この喫茶店で食事を頼むとワインのサービスが・・・!。
グラス1杯とはいえ、昼からのアルコールは全身にしみる。
ほろ酔い気分で、語学学習にはもってこいの雰囲気である。^^
先生も私も真昼間からのワインで、気分が高揚し舌の滑りも滑らかである。
語学の学習は、教室で机と黒板を前にするものでは決してない。
リラックスした気分で、多少、アルコールなど入った方が、少なくとも私にとっては効果がある。
2時間半の韓国語のレッスンと食事は、あっという間であった。
再び先生と共にタクシーで釜山港の国際旅客ターミナルまで引き返すと、既にビートルの乗船手続きは始まっていた。
乗船手続きを済ませ、先生と分かれの挨拶。
「ト マンナプシダ!」、名残を惜しむ間もなく船上の人となって、一眠りしたら午後6時35分、船は朝乗船した岸壁に接岸する。
入国検査を済ませ、税関カウンターへ行くと「ご旅行ですか?」と税関職員の質問。
「いいえ、日帰り留学です!」
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